この記事に書かれている内容は…
nanacoってなに?
nanacoとは、事前にチャージしておくことで利用することができる商業系電子マネー(プリペイドカード)になります。
nanacoカードはセブンイレブンやイトーヨーカードーの「株式会社セブン&アイ・ホールディングス」が展開する電子マネーです。
nanacoは、nanacoカードとnanacoモバイル、セブンカード・プラス(nanaco一体型)、QUICPay(nanaco)があります。
nanacoモバイルはおサイフケータイに対応していることが必要です。
対応機種は、おサイフケータイに対応しているスマホで、Andoroidのみとなっているようです。(2019年1月現在。)
nanacoの使い方は?
nanacoの使い方は、nanacoが利用できるお店でレジの店員さんに「nanacoで支払います。」と伝えるだけです。
そして、レジの読み取り部分におサイフケータイやnanacoカードをかざして「ピュリーン♪」という音が鳴ればお支払完了です。
nanacoは、事前にチャージしておかなければ使うことができません。
残高不足には注意しましょう。
nanacoのチャージ方法は?
nanacoにチャージする方法は、「現金・クレジットカード・nanacoギフト」からチャージすることができます。
それぞれやり方がありますので、順に説明します。
現金でチャージする方法
現金でチャージする場所がいくつかあります。
現金チャージができる金額は、「上限が50,000円」「1回のチャージ可能額は1,000円単位で49,000円まで」となっています。
チャージ端末の種類によって金額が異なる場合があるようです。
- お店のレジ
- セブン銀行ATM
- nanacoチャージ機
- ポケットチェンジ端末(外貨両替サービス端末)
お店のレジでチャージする場合には、「3000円チャージしてください。」というように、店員さんに声をかけてチャージ金額を支払います。
その他のセブン銀行ATMやnanacoチャージ機などは画面の指示に従って操作するだけなので簡単でしょう。
クレジットカードからチャージする方法
クレジットカードからチャージするには、「オートチャージ」と「クレジットチャージ(そのつどチャージ)」の2種類です。
オートチャージをする場合もクレジットチャージする場合にも、事前にnanaco会員メニューでクレジットカードの事前登録が必要です。
また、利用できるクレジットカードは決まっていて、更に本人認証サービスに登録済みのクレジットカードしか利用できません。
オートチャージできるクレジットカード
オートチャージの設定をしてもオートチャージできる場所は、セブンイレブンとイトーヨーカードーのレジのみになっています。
他のお店で残高不足になってもオートチャージされませんのでご注意ください。
クレジットチャージ(そのつどチャージ)できるクレジットカード
nanacoカードにクレジットカードでチャージする場合には、お店でチャージの申込をしてください。
nanacoモバイルを利用している方は、nanacoモバイルアプリでチャージをできるようになっています。
nanacoギフトでチャージする方法
nanacoギフトでチャージをしたい場合には、nanaco会員メニューからギフトIDを登録するだけです。
ギフトでチャージした金額が反映されるのが、「12:00(正午)までに登録されたギフトが翌日の6:00移行に受取可能」となっています。
12時をすぎれば、翌々日になってしまいますので、登録してすぐにチャージされるわけではないということを覚えておきましょう。
nanacoが使えるお店は?
nanacoが使えるお店は、nanacoマークがついているお店で使えるようになっています。
ですので、レジなどでnanacoマークがあるか確認するようにしましょう。
また、QUICPayやiDなどに比べるとまだまだお店が少ないです。
コンビニに関しては、セブンイレブンだけとなっています。
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[open title=’お店の詳細はこちらから’]nanacoでポイントを貯めるには?
nanacoを利用すると100円に付き1ポイントが付与されます。
ですので、1%のポイントが付いているということになります。
現金でチャージする方は、nanacoのポイントだけになりますが、クレジットカードでチャージする方はクレジットカードのポイントも貯まることになります。
ですので、還元率が高いクレジットカードでnanacoにチャージすると約2倍のポイントが貯まることになるでしょう。
nanacoで税金を払える
nanacoでは税金を支払うことができます。
当然、セブンイレブンなどでバーコードを読み取ってもらって支払う形になります。
nanacoで税金を支払っても、nanacoポイントは貯まらないのですが、nanacoにチャージしたクレジットカードのポイントは貯まりますので、現金で税金を支払うより断然お得です。
税金は、年間10万円を超えている人が多いでしょう。
ですので、nanacoでポイントを貰うとお得です。
ただし、1回辺り30万円以下だけになっているので、一括払いではなく分割払いをするようにしましょう。
また、nanacoの上限が5万円となっているので、5万円以上の支払いはできないと思っている方もいるかと思いますができます。
1枚のカードでも、上限5万円をチャージしたあと、更に5万円チャージ(センター預かり分)することができます。
合計10万円までの支払いだと1枚のnanacoで対応することは可能です。
10万円以上の支払いをする場合は、nanacoカードを複数用意しましょう。
nanacoカード1枚に付き、クレジットカード1枚が必要になりますので、複数のクレジットカードが必要になります。
nanacoのメリットとは?
nanacoのメリットはキャッシュレス化ということでしょうが、管理人的に一番良いと感じたのが税金の支払いができるということです。
税金の支払いは原則現金でした。
自治体によっては、クレジットカードで支払えるところもありますし、「Yahoo!公金支払いサービス」などもあります。
ただし、手数料がかかってしまうようですね。
nanacoの場合だと、手数料もなくクレジットカードのポイントが付与されるので、現金払いが原則の税金にポイントが付くのは大きいです。
住民税や自動車税、固定資産税など様々な税金がありますが、税金を多く支払っている人は特にnanacoの支払いできるサービスを利用するべきでしょう。
管理人も税金の支払いができるということで、nanacoモバイルを作りました(笑)。
nanacoのデメリットとは?
nanacoのデメリットは、使えるお店がまだまだ少ないということでしょう。
特に、コンビニなどの買い物で利用したいと考えている場合、セブンイレブンだけだと不便ですよね?
都心に住んでいる人ならnanacoカードを利用しなくて、SuicaやPASMOを利用したほうが利便性が高くなるでしょう。
また、使えるクレジットカードも限定されている点も不便です。
オートチャージができるクレジットカードもセブンカード、セブンカード・プラスだけになっているので、不便と言わざるを得ません。
それでもイトーヨーカードーなどのスーパーで利用する場合には、レジでチャージできるので、そのつどチャージでも十分対応できますが、キャッシュレス化という点では不便でしょう。