日本で昔から馴染みの深い食品の一つに「ごま」があります。小さな粒なのもあり、トッピングとしてチョいたししてみる、ごま油などに加工して使う方法もあります。
ごま独特の香ばしい香りもなんとも癖になりますね。ごまにはどんな魅力があるのか、ご紹介します。
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ごまとは
ごまと一言でいっても「白ごま」や「黒ごま」「金胡麻」など種類がたくさんありますよね。ごまによっても風味や味わいにも違いがあるので、料理に合わせて使い分けている人も多いのではないでしょうか。
ごまはごま科ごま属の一年草の植物になり、なんと45種類もの分類があることでも知られています。そのなかでも食用として使われているのは「セサミインディカム」になり、野生に生えているものです。ごまは成長の早さでも知られており、種をまいてからたった100日で収穫できます。
もともと、紀元前3000年以前のアフリカにあるナイル川の流域で栽培されていました。熱帯砂漠で育つこともありとてもタフで育てやすいことでも知られています。現在では日本でも育てられており、強い生命力を持つごまには豊富な栄養素がたくさん含まれています。
ごまの栄養素とは
ごまは小さな粒のなかにたくさんの栄養素を含んでいます。なかでも有名なのが「セサミン」ではないでしょうか。生活習慣病の原因となる活性酸素の発生を抑制する抗酸化物質としても知られています。ごまのセサミン(ゴマリグナン)は生きたまま肝臓まで届きます。
他にも豊富なタンパク質やカルシウム、ビタミンE、食物繊維、鉄分なども含んでいます。ごまの50%は油分になり、不飽和脂肪酸であるリノール酸やオレイン酸がたっぷりと含まれています。
油分が多いというと太りやすいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、ごまに含まれている油は“必須脂肪酸”なのでその心配はありません。 血中コレステロールの上昇を抑えるなどの働きが期待できます。
ごまには豊富な栄養素が含まれているからこそ、1日に必要な栄養分を補うのに適しています。バランスの良い食生活を送るためにも欠かせません。
ごまの栄養成分表
黒ごまの栄養成分表示 | 100gあたり |
エネルギー | 599kCal |
たんぱく質 | 19.8g |
脂質 | 53.8g |
炭水化物 | 16.5g |
食物繊維 | 12.6g |
まとめ
ごまは、栄養素に優れた食材として毎日の食卓にプラスしてみるといいかもしれません。ごまの種類によっても風味や栄養素に違いがありますので、自分にあったものを探してみてくださいね。
免疫力の強化も期待できますし、筋肉痛の緩和や疲労回復、腰痛予防などのさまざまな効果が期待できる素晴らしい食材といえるのではないでしょうか。
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