まあるい赤紫色をした実といえば「プルーン」ではないでしょうか。地域によって呼び方が変わることもあり、国によってはプラムなどと呼ばれることもあります。
健康や美容にとっても嬉しい食品になり、ちょっとしたヘルシーなおやつとしても好まれます。プルーンの魅力について紹介していきたいと思います。
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プルーンとは
プルーンはバラ科サクラ属の落葉高木です。セイヨウスモモの一種に分類され木の高さは5mもの大きさになります。4月上旬に真っ白で可憐な花を咲かせ、6月下旬にかけて果実を熟します。プルーンは一度成熟すると30年間は良質な果実を生み出し続ける、生命力の強い果物としても知られています。
プルーンは品種によっても大きさが異なり、味わいも違います。小さなプルーンは20g程度のものになりますが、大きなものになると100gになる品種もあります。熟し具合によっても紫→赤紫→黒紫などと変わっていきます。
もともとのプルーンの生産地は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方になります。欧州では昔から薬用で用いられるようになり、日本にプルーンが伝えられたのは、明治時代に入ってからになります。
ただし雨の多い日本では不向きな食物でもあり、ごく一部で栽培されているものでもあります。ちなみにヨーロッパでは、生のすもものことをプラムといい乾燥させたものをプルーンと呼びます。国によっても認識の仕方に違いがあります。
プルーンの栄養分は
プルーンにはさまざまな栄養素が含まれています。例えばプルーン100gのなかに含まれている食物繊維は、生のプルーンで1.9gになりますが、乾燥させると7.2gと豊富な量になります。
また、活性酸素を除去するポリフェノールはもちろん、カリウム、鉄分を豊富に含んでいます。生のプルーンよりも乾燥させたプルーンは栄養が凝縮しています。
プルーンのなかにはカルシウムやマンガンが豊富に含まれていることもあり、骨粗しょう症の改善にも繋がります。また、プルーンのなかにはβカロテンやビタミンCやビタミンE、ビタミンBなどの栄養素もたくさん含まれています。
プルーンの栄養成分表
ドライプルーンの栄養成分表示 | 100gあたり |
エネルギー | 240kCal |
たんぱく質 | 2.18g |
脂質 | 0.38g |
炭水化物 | 63.8g |
食物繊維 | 7.1g |
まとめ
プルーンは美味しく適度な甘みもあるので食べやすいのはもちろん、栄養素の多い果物としても知られています。
ただし食べ過ぎるとお腹がゆるくなってしまうので、適度な量を続けていくほうが、よりプルーンの効果を高く実感できるはずです。加工しやすいこともあり、ドライフルーツとしてはもちろんジャムやスムージーにしてもおすすめです。
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