日本人にとって身近な蕎麦ですが、加工する以前のままでも健康食品として食べられています。
「そばの実」といえば、枕のなかに使われる穀物としても知られています。そもそもそばの実とはどのようなものなのか、そばの実の魅力を紹介していきます。
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そばの実とは
そばの実はそば殻とむいた「そばの種子」のことをいいます。そばの実を製粉したものがそば粉になり、麺のそばを作る材料となっています。
そばというと日本をイメージするかもしれませんが、その栄養価の高さから世界中で食べられている食材です。アジア圏はもちろん、イタリアやロシアでもよく食べられており、家庭料理などにアレンジされています。
そばの実の緑色の部分が甘皮になるのですが、レジスタントプロテインと呼ばれるタンパク質が注目されています。レジスタントプロテインは脂肪の吸収を抑える希少な成分としても知られています。
もともとそばには良質なタンパク質を豊富に含み、ビタミンB群や食物繊維を含んだ食材です。ほかにもそばのなかにはルチンなども含み、脂肪の吸収を抑えてくれます。ルチンは毛細血管の老化を防いでくれますし、血液のドロドロを防ぎスムーズに促してくれるのです。
GI値も低いので血糖値の上昇を防いで、コレステロールの上昇を防いでくれるなどの健康効果も期待できます。そばはとてもヘルシーで栄養価も高い優秀な食材といえるのではないでしょうか。そばの実には必須アミノ酸も豊富なので積極的にとりいれるのをおすすめします。
そばの実の調理法
そばの実はぷりんとした食感が美味しい食材になり、ご飯と一緒に炊いて使ったりサラダのトッピングに入れて食感を楽しむのもおすすめです。
適度な食感や噛みごたえもあるのでそばの実を入れるだけでも、食事の幅が広がるのでおすすめです。
そばの実の栄養成分表
そばの実の栄養成分表示 | 100gあたり |
エネルギー | 364kCal |
たんぱく質 | 9.6g |
脂質 | 2.5g |
炭水化物 | 73.7g |
食塩繊維 | 3.7g |
まとめ
そばの実は小さな存在ながらたくさんの栄養素を含む食材です。不足しがちな栄養素をしっかり補いながら、そばの実ならではのレジスタントプロテインやルチンが無理なくとりいれられます。
ただし、レジスタントプロテインはそばの実の部分的なものにしか入っていないのでそのまま食べるのがおすすめです。毎日の食事にそばの実を足して食べると、今までと違った食感なども楽しめるのではないでしょうか。
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