豆にはたくさんの栄養価が含まれていることもあり、昔から日本人の食卓に欠かすことのできない食材として伝えられてきました。
なかでもふっくらとした大粒が特徴の「大正金時」を知っていますか。地域によってはお赤飯用の豆として使われることも。大正金時とはどんな豆なのか、ご紹介していきたいと思います。
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大正金時豆とは
名前こそ聞き馴染みが少ないかもしれませんが、実はインゲン豆の代表的な品種になります。輸入物も見かけますが、北海道の大正村(帯広)周辺で多く生産されていたことから、この名前がついたと言われています。
もともとは17世紀に中国から伝えられたものになり、紀元前4000年頃から食べられてきた、とても歴史のある食材です。鮮やかな赤紫色をしていることから、「赤インゲン豆」と呼ばれることもあります。大正金時は粒の形が美しく美味しいことから、煮物用として使われています。
一般的には甘納豆の原料として使われているのも、大正金時豆です。国産のものは、煮込んでも崩れにくくふっくらとした柔らかい味わいと美味しさがあるので、とてもおすすめです。豆好きならずとも食べたくなります。
大正金時の栄養成分表
大正金時の栄養成分表示 | 100gあたり |
エネルギー | 333kCal |
たんぱく質 | 19.9g |
脂質 | 2.2g |
炭水化物 | 57.8g |
食物繊維 | 19.3g |
大正金時豆を美味しく煮るには
大正金時豆を購入してみたいものの、調理の仕方がわからない…と迷っている人もいるかもしれません。豆を使った料理は思っている以上に難しく、せっかくいい豆を買っても手順を間違えると美味しく食べられなくなってしまいます。
大正金時豆は、まず豆の3倍程度の水に一晩浸けておきます。表面がふっくらとしてつるんとしたきれいな姿になります。浸すことなくすぐに食べる人もいますが、大正金時豆本来の味を楽しみたい人にはおすすめです。
次の日そのまま中火にかけて煮立ったら2~3分置きます。白い泡のようなものはアクになりますのでザルで茹でこぼします。もう一度水を入れて煮込み、水を足しながら豆の頭が出ないように工夫します。予熱を使いつつ豆を柔らかくして、指でつぶれるぐらいになれば完成です。
まとめ
大正金時豆は、正しい調理方法を守って作るととても美味しく豆ならではの甘さも実感できます。煮物のアクセントに使う方法もありますし、甘納豆に挑戦してみるのも楽しいかもしれません。
国産のものはふんわりとした食感なのに崩れないなどとても優秀です。またじっくりと煮込んで使うなら輸入物を選んでもいいかもしれません。食卓に大正金時豆を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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